6月29日は歴史に残る合戦があった日です。
タイトルに使った「天下分け目の戦い」といえば1600年の関ヶ原の戦いのことを指しますが、
残念ながら今回の記事は関ヶ原の戦いではありません(笑)
ヒントは1575年の長野県で起こった戦いです。

1575年6月29日に長篠の戦いが起こりました。
織田信長＆徳川家康VS武田勝頼の戦いです。
大まかにまとめると織田の鉄砲隊が武田の騎馬隊を破り、織田信長が天下人となったという感じです。
当時、武田の騎馬隊は最強と言われていました。
信長はたくさんの鉄砲を用意して、設楽が原でこれを迎え撃ちました。
複数の部隊が時間差で鉄砲を撃ち、弾の装填時間の隙を無くした３段撃ちの戦法をとったと言われています。
この最新兵器と戦法の前に武田軍は苦戦し、敗戦したのだとか。
ただ、織田・徳川連合軍の人数は武田軍の２倍以上だったとされていますし、
信玄が73年に亡くなっていたのも大きな影響を与えていると思われます。
ちなみに三方が原の戦いでは信玄が圧勝でした。

長篠の戦いの後、信長はさらに勢力を拡大し、家康は地元の三河の領地を取り戻しました。
後の歴史に大きく影響しているので、天下分け目の戦いの１つであると言えますよね。
以前、私も実際に長篠に行って合戦跡地と資料館を見てきましたが、非常に興味深かったです。
歴史が好きな方は行ってみて損はないと思いますよ♪