本日は「海軍記念日」です。

この記念日をご存じの方はほとんどおられないと思います。

というのも、１９０５年５月２７日に起こった日本海海戦を記念して制定されましたが、大戦後の１９４５年に廃止されています。

しかし、現在においても海上自衛隊のイベントがこの日の前後に行われることが多いようです。

さて、本日はこの記念日と意外なかかわりがある金刀比羅宮についてのお話しです。

毎年、この時期に金刀比羅宮で掃海殉職者慰霊祭というのが行われているそうです。

なぜ、このようなイベントが行われているかというと金刀比羅宮に祀られているのが「大物主命（おおものぬしのみこと）」であるからです。

この神は蛇神であり、水神としての性格が強いので、海上交通の守り神として信仰されているそうです。

そのため、漁師や船員などから大きな崇敬を集めているのである。

金刀比羅宮は長い石段が非常に有名ですよね。私も２度奥社まで行きましたが、結構しんどかったのを覚えています。

しかし、恥ずかしながら祭神は歴史についてはほとんど知りませんでした。

金刀比羅宮は明治になって廃仏毀釈・神仏分離が行われる以前は象頭山松尾寺金光院であり、神仏混淆によって金毘羅大権現と呼ばれるようになったそうで、昔は寺社だったようです。

さて、少々小難しい話になってしまいましたが、この辺りをよく勉強してもう１度機会があれば行ってみたいと思います。

ＫＴ